風が薫り流れて 長い髪撫でていく
指に絡むぬくもり 緩む頬愛しくて

穏やかに伸びていく 幸福(しあわせ)の枝木(えだき)には
満開の淡い花 つけていけると思った

人世(ひとよ)ノ恋は切なくて
ひらり散り逝く花弁(はなびら)のよう
薄れる記憶 留めたくて
朧影に手を伸ばした


吐息凍る静寂(しじま)に 涙する朧月
戻れないと呟き 光を失っていく
             
手折られた幸福(しあわせ)は 願いさえ許されず
暗闇に落ちていく 戻れないほどに深く

永遠(とわ)に続けと嘆ク歌は
ふわり去り逝く風に浚(さら)われ
音無きこの声 届かなくても
叫び続ける 「アイシテル」と


穏やかに伸びていく 幸福(しあわせ)の枝木には
満開の淡い花 つけていけると思った


永遠(とわ)に続けと嘆ク歌は
ふわり去り逝く風に浚(さら)われ
音無きこの声 届かなくても
叫び続ける 「アイシテル」と

人ノ世命 儚くて
はらり消え逝く泡雪のよう
震える背中 抱(いだ)けなくても
愛しい傍に  もう少しだけ

聞こえますか……?

「       」

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朧-oboro-

ニコニコ動画に初投稿した作品です。

閲覧数:416

投稿日:2013/05/31 11:27:59

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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