何も手につかない
僕ら二人独りよがり
僕の捨てた過去を
現在(いま)の君が蔑(さげす)む

夜の街を走る
雪の落ちる街を
捨てた過去を拾い集めて
パズルするように繋ぐ

毀(こわ)れかけたあの頃の日々
雪が積もるように深く
どこからともなく消えてゆく
遠い春の空まで見上げた僕ら

そして春を迎え
花は芽吹き鳥囀(さえず)る
雪は溶け無くなり
小川へと流れ込む

帰り道を急ぐ
桜の舞う道を
静かに小川がせせらいで
僕たちを呼び戻す

僕たちの過去は消えてゆく
桜が散るように浄(きよ)く
桜並木を走り抜けて
僕は君の元まで急いでたんだ

忘れかけた記憶さえもが
美しく蘇りて
夜の街を照らしてる
切なくて儚い...

毀(こわれ)れかけたあの頃の日々
雪が積もるように深く
どこからともなく消えてゆく
遠い春の空まで届け

もしも二人に春が来たら
手を繋いで二人きりで
桜並木を走り抜ける
月が浮かぶ夜に
未来見つめて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪月花

閲覧数:285

投稿日:2016/10/29 10:41:16

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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  • 優依

    優依

    ご意見・ご感想

    歌詞のご応募ありがとうございます!歌詞に合わせて歌ってみましたが、とても切ない気持ちに囚われました(*ノ-;*)また選考の結果が出ましたらご連絡します。よろしくお願いします。

    2016/10/01 18:37:22

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