雪にも映る世界は雪から生まれてくる世界
こんな世界だけ残し溶けてく雪は何処に行く?

まだ寒空の景色残ってて
少しずつ変わる気配が漂う頃に

道を歩いて何気なく見る空の色は
僕の心に重ねられていて戸惑う

曇り空まだ晴れず二人は手を繋ぎ
笑い合えばそれもきっと変わるはずなんだよ

あの花が咲く頃にはもうこの雪は溶け出しているよ
そっと降り続くあの雪僕らは
思い出す二人きり咲く

愛されたいと君は不満げに
会いたい気持ちは僕達だけが知ってる

君の瞳を見つめれば全てを分かり合う
そう思える冷たい手から伝わる温もり

あの花が咲く頃にはもう僕らが歩いてきた道は
消えているんだと思っているから
この時を忘れたくない

意味など知らず二人季節のなか歩み出す
不安だけがあるのなら二人手を繋いで
ゆっくりゆっくり落ちてくる雪が
映す世界僕らのように

白くて儚い夢のような世界は
僕らのあの花が咲く頃　光るよ