「さよならとよわむしと」
いつもと同じ 何気ない朝
濡れた枕も乾いて
窓から見える空は澄んで
心地よい 風が吹き通る
この町を出る 君を見送る
そんな大事な日だから
雨の予報を嘘に変えて
笑顔のてるてるぼうず
強がりでいられない そんなこと知ってたのに
もう家を出る時間だ いまだに涙がこみ上げる
「君が好きだよ」
そんなことも 言えない弱虫で
どんな顔して会えばいいの
鏡の前で
作る笑顔 なんだかぎこちなくて
君と会う日は 服も決まらず
早起きして悩んでた
そんなことも忘れるように
君の元へ走りだす
君が待つバス停は 思い出があふれていた
君をさらうバスがくる 涙がだんだん押し寄せる
「君が好きだよ」
言わないけど 嘘にはしたくない
バスに乗り込む後ろ姿
ドアが閉まる
手を伸ばした
「君が好きだよ」
呟いてた バスはもう見えない
最後まで言い続けるよ
君が好きだよ・・・
「君が好きだよ」
そんなことも 言えない弱虫で
次会うとき笑顔で言うよ
わたしのそばにいて
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「さよならとよわむしと」
いつもとおなじ なにげないあさ
ぬれたまくらもかわいて
まどからみえるそらはすんで
ここちよい かぜがふきとおる
このまちをでる きみをみおくる
そんなだいじなひだから
あめのよほうをうそにかえて
えがおのてるてるぼうず
つよがりでいられない そんなことしってたのに
もういえをでるじかんだ いまだになみだがこみあげる
きみがすきだよ
そんなことも いえないよわむしで
どんなかおしてあえばいいの
かがみのまえで
つくるえがお なんだかぎこちなくて
きみとあうひは ふくもきまらず
はやおきしてなやんでた
そんなこともわすれるように
きみのもとへはしりだす
きみがまつばすていは おもいでがあふれていた
きみをさらうばすがくる なみだがだんだんおしよせる
きみがすきだよ
いわないけど うそにはしたくない
ばすにのりこむうしろすがた
どあがしまる
てをのばした
きみがすきだよ
つぶやいてた ばすはもうみえない
さいごまでいいつづけるよ
きみがすきだよ
きみがすきだよ
そんなことも いえないよわむしで
つぎあうときえがおでいうよ
わたしのそばにいて
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