かすかな光の線を
指先でそっと撫でて
過ちにまだ気付かないで
鳥は空の先を
静かに翔んでいってしまった
酷く疲れた心、掬って
微笑む貴方は
色を忘れた憐れな
ただの人にしか見えなかったの
優しさに飢えて
真夜中を抱き締める
仄かに
それは鼓動を見せた
微かに
冷えた愛の渦を
赦されない世界へと
また最初から、行こうよ
この道を
ざわめく街並み、朝を待っている
もう戻ることは出来ず
二人、笑う
最期を飾り付ける夜
飽き足りない言葉に溺れ
堕ちていくだけ
遊びに疲れたなら
そろそろ歌いましょう
溶けゆく終末
抱いて眠る
剥がれ落ちた藍色の数だけ
鼓膜を揺らす恋を
消えた恋を
心臓を裂くような
言葉を
ほら最期の光、見える?
あの星を
手を伸ばせば、容易く
届くよ
嗚呼…
最期の光
くらん様の楽曲(http://piapro.jp/t/_AYn)に詞をつけ、応募させて頂きました。
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