群青の 空に舞う
気高き 夜鷹は
何思い 鳴いてるの
ひとり孤独に

鳥である事を拒んだ
悲しき性の夜鷹よ
闇を飛ぶその姿
迷いなど無く

友など認めぬその翼
まことの慈愛に満ちて

さあ 飛べ 夜鷹よ
玲瓏の瞳を開き

さあ 飛べ 夜鷹よ
一陣の風を連れて

迷い無く 翔べ


混沌の 世を舞う
悲しき 夜鷹は
苦しみ 藻掻き
ひとり孤独に

群れである事を拒んだ
悲しき性の夜鷹よ
人の波に埋もれ
息つくことできず

俗世に合わぬ生き様は
その身を削ると知りながら

さあ 飛べ 夜鷹よ
幾重の傷をその胸に

さあ 飛べ 夜鷹よ
一条の光を連れて

ただ真っ直ぐに 翔べ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜鷹

私がヨタカと言われて思いつくのはやはり
宮沢賢治の「よたかのほし」なんですね。

…作品と関係ないと言えば無いですし、あると言えばあるんですけど。
やっぱり夜行性の鳥ってハンターっていうイメージよりも
孤独で気高くて、見捨てられた存在というイメージがあります。

本来生きていく事が困難な夜にあえて生きる場所を求めてしまう姿は
格好良さよりも路上に生える雑草のような不器用さと切なさを連想させます。
今回の歌詞はそんな夜鷹を歌にしたいと思って書きました。
なのであんまり深い意味はありません。
(私の中の夜鷹と現代を生きる人としての夜鷹を書き出しただけです)

自分が孤独であるから孤独の格好良さを書けたらと思ったものの
やっぱり孤独ってどうしようもないよねって結論に達したりしたのは全部ナイショ。

閲覧数:79

投稿日:2009/07/04 23:57:43

文字数:288文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました