【A】
海の底で眠る君に そっと口を寄せたことは
胸に仕舞い込んだままで 君が起きる刻を待とう
あれは鬼の仕業なのか 首についたキスの名残
僕の愛の証ゆえに 村が騒ぐ夜に逃げる
【B】
嗚呼、神様よ どうしてですか
僕の心も海に沈めて
嗚呼、君だけが どうして今も
そこで静かに生きているのか
【S】
寄せては返す波が 傷を増やすのならば
刻んだあの罪も 誤魔化してくれますか
涙が海に溶けて 意味を無くすのならば
壊れたこの身体も いっそ――

【A】
長い道で雨が降った 曇天はどこへ続く
冷えた足で町を巡る 宿はどこも空いていない  
これは君の嘆きなのか 思い起こす苦い記憶
いつも影で眺めていた 膝をついて祈る姿
【B】
嗚呼、神様よ どうしてですか
僕は恋することも出来ない
嗚呼、君だけを どうして今も
永久の眠りにつかせたいのか
【S】
過ぎ去る日々を選び 明日を捨てるのならば
伸ばしたその腕で 抱き締めてくれますか
揺らめく霧の向こう 君が浮かぶのならば
繋いだこの想いで そこへ――

果てない海の底へ 君が誘うのならば……
覚めない刻の中で 君が眠るのならば……

何度も思い描く 夢が叶うのならば
蝕むこの闇も 受け入れてくれますか
言葉が胸を破り 君に届くのならば
汚れたこの心も いつか共に眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

共に眠る

Aが三拍子で進んでいくイメージです。
途中で起伏を持たせたい……のかな。

タイトルが未だに定まりません。

閲覧数:108

投稿日:2010/02/08 00:57:40

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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