真白いドレスの
背が泥で　汚れてる
唯ひとり知っている　私の半身
キミが憎い

汚れたドレス着る
キミを知る　ボクだけは
「幸せになることを許さない」という
キミの狂気

白く
透ける
笑顔
知らぬふり　するのね
首を
絞めて
あげる
よく見て　私の顔
同じ
晩に
生まれ
落ちた私とキミ
堕ちる
ときも
ともに
ゆくのだと　見開いた目で
(笑う)

私が汚れたなら
同じだけキミを汚しましょう
逃げるつもりなら
その手足　落としましょう
私が　狂ったなら
同じようにキミも狂わせる
ひとり　正常で
いるつもりなら許さないわ

泥つきのドレスを
脱ぎ捨てて　歩きだす
君を見送るつもりなど　ボクはなくて
ウソをついた

その汚れは二度と
消えないと
善良な人々に
もう二度と　交われぬのだと
笑いながら

キミが
ボクを
忘れ
離れていくのなら
キミが　
ボクを
憎み
殺す終わりを望む
ボクの
首を
絞める
キミの顔が歪む
くらり
くらり
意識
途切れゆくなか　ひっそりと
(……笑う)

キミの正しいココロ
知られずに嬲り殺す術
ボクは知っていた
傍観者　演じればいい
狂ったキミのことを
独り占めするやり方さえ
ボクは知っていた
キミを見捨てるフリすればいい

白く
透ける
笑顔
知らぬふり　するのね
首を
絞めて
あげる
よく見て　私の顔
同じ
晩に
生まれ
落ちた私とキミ
堕ちる
ときも
ともに
ゆくのだと　見開いた目で
(笑う)

私が汚れたなら
同じだけキミを汚しましょう
逃げるつもりなら
その手足　落としましょう
私が　狂ったなら
同じようにキミも狂わせる

私とキミとは
傷つけ合って果てる定め