成果主義の箱のなかで
うまくやれよと
言い聞かせてきた
誰に言われた訳もなく
そういうものと
疑うこともなく

苦しくなって投げ出した
途端にあいつは腰抜けだって
周りはみんな敵と
ばかりに索敵行動中

息もできないような
居場所のない教室で
将来のイス取りゲームなんて
平気じゃいられない
言いたいことも全部
押さえつけたことが
将来の先行投資なんて
僕にはわからない

刹那主義の檻のなかで
なにがしたいの
繰り返していた
AMから流れ出した
メロディがただ
鳴り止まずにいた

光になって
駈け出したその感情は
希望になって
消えかけた心を
熱く溶かしていった

息もできないような
心のない安全地帯
感性のゼロサムゲームなんて
平気じゃいられない
ただ音を鳴らして
伝えられることが
存在も曖昧な日々から
僕らを見つけた

光になって
駈け出したその感情は
希望になって
消えかけた心を
熱く溶かしていった

息もできないような
居場所のない教室で
笑顔の裏読みゲームなんて
正気じゃいられない
言いたいことも全部
伝えられないことが
こんなにもどかしいだなんて
僕にはわからなかった
それでも今日の日を
鳴らし続けてく