疲れた身体抱いて
僕は夜の波紋に流されるまま

また鼓動裂いて
僕は酔うの、

セカイに追い付けないよ

ああ浮かれたからだ、泣いた
僕は無理を言って損をするだけで

また徒労強いて
僕は問うの、

笑うセカイへと


生きることは難儀ですね

「そりゃそう何をいまさ、」

らですが、僕には理解が歯痒いので

「そりゃもう仕方ないよ」

けれども、
何でだか生きること愉しくて

情緒が恍惚に濡れ
真夜中を飲み込んだ静寂が

興奮するね、トウキョー
愛しい

ふざけた空に触れて
僕は青の視線に絆されるまま

ただ歩道這って
僕は請うの、

セカイに追い付くために

ほら今日も鳴いた
僕は無知を知って恥をかくだけで

ただ踊るように
僕は呼吸さえ忘れ去るの

何でだか響くもの虚しくて

嘔吐が唐突に触れ
サヨナラを飲み干した脆弱が

興奮するね、トウキョー
恋しい


生きることは甘美ですね

「そりゃもう何をいまさ、」

らですが、僕には痛みも嬉しいので

「そりゃそう仕方ないよ」

やっぱり、
何でだか生きること愉しくて

憎悪も慟哭と消え
たおやかに起き上がる生活が

冷たくもイイな！

アンテナが千切る音、安らかで

脳にも凹凸が増す
軽やかに飛び上がる悦楽が

興奮するねトウキョー
綺麗で