聴かせて 織り上げた寓話を読むように
あなたの腕の中で眠るから
愛してくれなくて それでもいいなんて
云ったりしないように

果敢無い いま いま 終末は見ないふり
夜空にきらきら 物語瞬いて

優しい声を抱いて
そっと泣いて おやすみなさい
ねえ 枕が濡れた夢は
あなたの手で忘れさせて


話して 編み上げた昨日をほどくように
そしたら寄り掛かって微笑うから
きれいに遠退いた哀しいことなんて
ひとつもないのでしょう

たとえば もし もし お陽さまが昇らずに
約束ばらばら 綻びてしまっても

ふたりが進む道が
別たれたと気付いていても
もう 拾い集めた涙
落とさないで歩けるから

口ずさんだ歌は光に溶け
ほつれた思い出が動き出した
言葉の贈りもの ひとかけら食べて

まほろばあやしながら いまはお眠りなさい






きかせて おりあげた ぐうわを よむよおに
あなたの うでのなかで ねむるから
あいして くれなくて それでも いいなんて
いいたり しないよおに

はかない いま いま しゅうまつわ みないふり
よぞらに きら きら ものがたり またたいて

あ やさしいこえを だいて
そおとないて おやすみなさい
ね まくらがぬれた ゆめわ
やさしいてで わすれさせて


はなして あみあげた きのおを ほどくよに
そしたら よりかかあて わらうから
きれいに とおのいた かなしい ことなんて
ひとつも ないのでしょお

たとえば もし もし おひさまが のぼらずに
やくそく ばら ばら ほころびて しまあても

あ ふたりがすすむ みちが
わかたれたと きづいていても
も ひろいあつめた なみだ
おとさないで あるけるから


くちずさんだうたわ ひかりにとけ
ほつれたおもいでが うごきだした
ことばのおくりもの ひとかけらたべて

まほろばあやしながら いまわおねむりなさい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

よい夢を

雪さんの楽曲(http://piapro.jp/t/s5Re)に向けて。

閲覧数:882

投稿日:2014/03/30 20:01:18

文字数:805文字

カテゴリ:歌詞

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