心が社会(せかい)と棲家(いえ)とを行き来する
不条理な日々 恨みつらみ少しずつ
ボロボロのまま 傷だらけで
他人(ひと)といて疲れちまう
当たり前 その理由とは
言ってやりたい棘たちを隠して
自分に刺すからだ
棲家(いえ)に戻ると ああやっと生き返る
だけど休めないお隣さん
社会(せかい)がすべてで棲家(いえ)なんてないよう 冷たい目で
簡単に「分かる」言いたくない
私は共鳴すりゃいいだけ
その苦さはあなたのなんだ
その痛みがあなたなんだ
ここにある感情たちに蓋をして知らんぷりしないで
感謝されて去る頃には もう
身動き一つも取れない
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