西の棺が 水底に
落ちる頃
白き鉄馬の 嘶きも
今や遠く 雨音に消ゆ
夢は 目蓋を過ぎて
溢るる露の如し
君よ 優しき古声の人よ
然らば 悲しむなかれ
その生に 永久の
詩を咲かそう
揺蕩う息を 飲み込めど
船はなく
終に傾く 堅城は
長き雨を 憂いて散りぬ
時は 腕を去りて
移ろう身は儚し
君よ 嘆きの色さえ愛しく
然らば 忘るるなかれ
その生に 永久の
詩を咲かそう
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にしのひつぎが みなそこに
おちるころ
しろきてつばの いななきも
いまやとおく あまおとにきゆ
ゆめは まぶたをすぎて
あふるるつゆのごとし
きみよ やさしきふるごえのひとよ
さらば かなしむなかれ
そのせいに とこしえの
うたをさかそう
たゆたういきを のみこめど
ふねはなく
ついにかたむく けんじょうは
ながきあめを うれいてちりぬ
ときは かいなをさりて
うつろうみははかなし
きみよ なげきのいろさえいとしく
さらば わするるなかれ
そのせいに とこしえの
うたをさかそう
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