ジャケット

西の棺が 水底に
落ちる頃

白き鉄馬の 嘶きも
今や遠く 雨音に消ゆ

夢は 目蓋を過ぎて
溢るる露の如し

君よ 優しき古声の人よ
然らば 悲しむなかれ

その生に 永久の
詩を咲かそう

揺蕩う息を 飲み込めど
船はなく

終に傾く 堅城は
長き雨を 憂いて散りぬ

時は 腕を去りて
移ろう身は儚し

君よ 嘆きの色さえ愛しく
然らば 忘るるなかれ

その生に 永久の
詩を咲かそう



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にしのひつぎが みなそこに
おちるころ

しろきてつばの いななきも
いまやとおく あまおとにきゆ

ゆめは まぶたをすぎて
あふるるつゆのごとし

きみよ やさしきふるごえのひとよ
さらば かなしむなかれ

そのせいに とこしえの
うたをさかそう

たゆたういきを のみこめど
ふねはなく

ついにかたむく けんじょうは
ながきあめを うれいてちりぬ

ときは かいなをさりて
うつろうみははかなし

きみよ なげきのいろさえいとしく
さらば わするるなかれ

そのせいに とこしえの
うたをさかそう

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【歌詞先行】霖詩/初音ミク

詞:朱華理
曲:温州みかん

霖詩(ながあめうた)と読みます。
大河ファンタジーのようなノリの曲に仕上がりました。
ひらたく言うと、途中から急展開する民謡です。

二胡(にこ)をどうしても使いたかったのですが、
残念ながら、GM音源(General MIDI)になく、
バイオリンとビオラでなんとかそれらしく再現しました。

閲覧数:461

投稿日:2017/12/15 16:55:04

長さ:03:39

ファイルサイズ:3.3MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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