『想いは雲に混ざり』
【A】
土埃 上げ走る
拙い息 私の影
遠い昔 記憶の糸
とても愛しい君の影
【B】
曇り空にうんざりして
橋から端を眺める昼間
雲の切れ間 向こう側は
晴れているのだろうか ねぇ
【サ】
想いは風に乗って 天高く舞い上がる
こぼれて紡ぐ言葉 光溶けて恋い慕う
溢れた絶望さえも 忘れられはしないから
消せない消さない。この 想い全て、届け。
【A】
つまづいて 俯いた
拭えない 涙。
一人ぽつり 愚痴こぼす
傷だらけの 心はまだ、
君を。
【サ】
想いは雲に混ざり 離れた場所へ向かう
あなたのもとへ届け どうか最期までに。
想いは雲に乗って 遠く遠く舞行くよ
こぼれた雨一滴 光うけて恋歌う
溢れた絶望さえも 忘れたくはないから
消さない消さない。この 想い全て、届け。
君に。
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