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    ■竜眠る地の伝承歌(バラッド)

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    TEXT
     

    竜眠る地の伝承歌(バラッド)

    N
    それは気の遠くなるほど過去の物語

    悪夢が覚醒と共に忘れ去られるように
    古びた物語がその色彩を失っていくように
    彼等の存在もまた 歴史の闇へと葬られ
    今では散逸した史書の断片にその痕跡が残るばかり

    時は 無情にも流れ続けた…

    A
    対の鐘が響く
    朝の光浴びる世界
    終の鐘が唄う
    遥かなる彼の地へ

    N
    幽遠なるドラグネイア - 竜の眠る墓所 -

    君にも教えてあげようか とある国の物語を…
    緑豊かな地 人ならざる者に守られし王国の伝承

    「昔々 その国には一人のお姫様がいました
     人々に愛され 聡明でとても美しい姫でした…

    S
    人柱の姫は願った
    王国の安寧を
    勇敢なる騎士は誓った
    『ただ一人 貴女のために生きてゆこう』 と

    N
    世界は歪み その狭間に二人は呑み込まれてゆく
    底無しの欲望が ある男の目を濁らせ
    無慈悲な終焉の階(きざはし)へと誘(いざな)う

    A
    夜に潜む悪意
    狂い始めた歯車が
    民を蝕んでく
    流行り病のように

    B
    二人を引き裂いた運命
    謀られたとも知らずに
    花守る剣は手折られ
    野晒しの花は摘まれる

    S
    悲しみが憎しみへと
    磔の姫を染め
    差し迫った審判の刻(とき)
    不穏な風が渦巻き
    彼の者を喚んだ

    N
    ある記述によれば その姫は
    強大な竜を封じた一族の末裔だったとされる
    彼等は他者への愛をもって その封印の鍵としたという
    愛した者達に裏切られた姫は世界を呪い…

    その扉は開かれた

    大地へと降り立つは 混沌を纏いし漆黒の闇

    C
    『虚なるその瞳(め)から涙は零れ落つ』
    『其れは誰が為なのか』

    奪われし安らぎは遠く
    彼方 星となりて
    夜空へと昇り逝く
    もう永久に叶わぬ願いなら…

    S
    終末へと焔は奔り
    豊穣の大地 燃え
    轟いた竜の雄叫びは
    悲痛な祈りにも似て
    全て焼き尽くす

    断罪の焔

    N
    これで この物語はおしまい

    その後 件の竜がどうなったのか記録は無いし
    この話が史実だったかどうかは怪しい
    ただ ひとつだけ確かなのは
    あの山を越えた先に 今でも草木一本生えない
    不毛の大地が広がっている ということだけ…


    -----------------------------------------------



    それはきのとおくなるほどかこのものがたり

    あくむがかくせいとともにわすれさられるように
    ふるびたものがたりがそのしきさいをうしなっていくように
    かれらのそんざいもまた れきしのやみへとほうむられ
    いまではさんいつしたししょのだんぺんにそのこんせきがのこるばかり

    ときは むじょうにもながれつづけた


    ついのかねがひびく
    あさのひかりあびるせかい
    ついのかねがうたう
    はるかなるかのちへ


    ゆうえんなるどらぐねいあ 

    きみにもおしえてあげようか とあるくにのものがたりを
    みどりゆたかなち ひとならざるものにまもられしおうこくのでんしょう

    むかしむかし そのくににはひとりのおひめさまがいました
    ひとびとにあいされ そうめいでとてもうつくしいひめでした

    ひとばしらのひめはねがった
    おうこくのあんねいを
    ゆうかんなるきしはちかった
    ただひとり あなたのためにいきてゆこう と


    せかいはゆがみ そのはざまにふたりはのみこまれてゆく
    そこなしのよくぼうが あるおとこのめをにごらせ
    むじひなしゅうえんのきざはしへといざなう


    よるにひそむあくい
    くるいはじめたはぐるまが
    たみをむしばんでく
    はやりやまいのように

    ふたりをひきさいたうんめい
    はかられたともしらずに
    はなまもるつるぎはたおられ
    のざらしのはなはつまれる

    かなしみがにくしみへと
    はりつけのひめをそめ
    さしせまったしんぱんのとき
    ふおんなかぜがうずまき
    かのものをよんだ


    あるきじゅつによれば そのひめは
    きょうだいなりゅうをふうじたいちぞくのまつえいだったとされる
    かれらはたしゃへのあいをもって そのふういんのかぎとしたという
    あいしたものたちにうらぎられたひめはせかいをのろい…

    そのとびらはひらかれた

    だいちへとおりたつは こんとんをまといししっこくのやみ

    うつろなるそのめからなみだはこぼれおつ

    それはたがためなのか

    うばわれしやすらぎはとおく
    かなた ほしとなりて
    よぞらへとのぼりゆく
    もうとわにかなわぬねがいなら


    しゅうまつへとほのおははしり
    ほうじょうのだいち もえ
    とどろいたりゅうのおたけびは
    ひつうないのりにもにて
    すべてやきつくす

    だんざいのほのお


    これで このものがたりはおしまい

    そのあと くだんのりゅうがどうなったのかきろくはないし
    このはなしがしじつだったかどうかはあやしい
    ただ ひとつだけたしかなのは
    あのやまをこえたさきに いまでもくさきいっぽんはえない
    ふもうのだいちがひろがっている ということだけ

    Na-naさんの(仮)謀られた惨劇【歌詞募集】への応募作です。

    http://piapro.jp/t/ArgT

    @歌詞について
    楽しくなっちゃって何だか文字数が大変なことになりましたw
    Nの部分はすべてナレーションの部分です。
    私なりの厨二ファンタジー……竜を宿した姫が暴走してうんたらかんたら…

    ナレーション部分、歌詞部分どちらも必要でしたら変更訂正等承ります!

    ライセンス:

    投稿日時:2016/10/22 14:21:47

    閲覧数:280

    カテゴリ:歌詞[編集]

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      • Finsternis ‐魔王と姫君‐

        by Na-naさん

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