その日はとてもとても
お腹が空いていたので
素敵な偶然目指して
川へ歩いていきました。

その日はとてもとても
綺麗な空が眩しくて
見上げてみなくてもわかるくらい
憂鬱な快晴なんでした。


足元走る紅い鈴の音
導かれるよう目を上げた
そこに待っていたものは

想像力の
     限界地


把握する間も惜しいくらいに
私はついに









透き通るようなメゾ・ソプラノ
漆黒に似た艶やかな髪
守られている両の眼は
しっかりと私を射抜いていた。

(交わす言葉が見付からなくて
 時間はまだ止まらなくて)

ああ、鮮やかな記憶の束 振り解いて
私の中から生まれる言葉に 支配されて……

だけど、どうしてなの。

快晴の空が零していく 赤色に染まった花びら


(なにも無いなんて気付いても
 それは既に過去のもの!)


私の頬に触れる優しい手は
最後になんて私に言ったの?


そこに何か残せるのなら
二人の名前を刻み込みたいわ。


目を瞑ることも出来なくて
私は素敵な偶然にキスを、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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【UTAUオリジナル】アネモネの咲く園【波音リツ】

こちら(http://www.nicovideo.jp/watch/sm21261415)の歌詞です。

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投稿日:2013/07/03 12:25:52

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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