真夜中、惹かれる世界に
隠す涙ぐましい声

彼方へサヨナラ、目眩に
茹だる街の中

一人きり

うつ伏せに深呼吸していたの
後ろ向きの悲しみを裏返せば

おわる

渇きの奥に触れてしまえば
灯りが消えそうで

喘ぐ夢枕に未練が
白々しいの

飾りの笑みに飢えてしまえば
謀るストケシア

騒ぐ無明の先、悲恋が
苛立たしいだけ

真夜中、仕掛ける世界に
溜める言い訳じみた息

遥かへサヨナラ、目眩に
浮かぶ

震えて震えて震えても
嗚呼、残された命は

呼吸亡くして

渇きの奥に触れてしまえば
灯りが消えそうで

喘ぐ夢枕に未練が
白々しいの

嘲る月が枯れてしまえば
いつかはこの身体

夢想の最期へと、いつか
落として逝くから

私の奥を踏み荒らすのは
憂いのパラノイア

還る思い出だけ燃やして
壊してほしい

叫んだはずの愛は
届くはずない最果てに

唄う貴方の横顔だけ
返してほしいわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

忘却の唄

つやさまの楽曲(http://piapro.jp/t/Zy7O)に詞をつけ応募させて頂きました。

閲覧数:199

投稿日:2012/09/30 22:32:19

文字数:398文字

カテゴリ:歌詞

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