「さよなら」君の声  耳でこだまする
 時を刻む針が    現実を指して

 泣き止まぬ空の下  一人歩く道
 気がつくとたどる  記憶の二人道

 
 ひらひらひらひらり
 舞い落ちてくる   白いひとひらが
 いつかの帰り道
「ずっと君だけ(愛してる)」
 あなたの言葉    よみがえる




 悲しい顔した君   瞳に焼き付く
 立ち去るその影を  黙って見つめた

 くもり空 今夜晴れるかな? 願ってた
 一人きり 約束の場所で たたずむ


 くるくるくるくるり
 風をうけ遊ぶ    花びらたち
 手を伸ばしつかんだ
 ただ風だけが(空をきり)
 わたしの手に 残るだけで 



 いつのまにか 泣きやんだ空 
 雲間から三日月がのぞく
 光をうけ  桜の花が
 舞い踊る



 満開に広がった 凛と咲き誇る桜
 淡い花吹雪の中 思い出あふれ出す

 幸せだった日を 記憶の底に詰めこむ
 優しい春の夜風が 頬を掠めていった
 
 君に別れを告ぐ








 さよならきみのこえ みみでこだまする
 ときをきざむはりが げんじつをさして
 
 なきやまぬ そらのした ひとりあるくみち
 きがつくと たどるきおくの ふたりみち
 
 
 ひらひらひらひらり 
 まいおちてくる しろいひとひらが
 いつかのかえりみち
 ずっときみだけあいしてる
 あなたのことばよみがえる
 


 かなしいかおしたきみ ひとみにやきつく
 たちさるそのかげを  だまってみつめた
 
 くもりぞら こんやはれるかな? ねがってた
 ひとりきり やくそくのばしょで たたずむ

 
 くるくるくるくるり
 かぜをうけあそぶ はなびらたち
 てをのばしつかんだ
 ただかぜだけが くうをきり
 わたしのてに のこるだけで


 いつのまにか なきやんだそら
 くもまから みかづきがのぞく
 ひかりをうけ さくらのはなが
 まいおどる
 

 まんかいにひろがった りんとさきほこるさくら
 あわいはなふぶきのなか おもいであふれだす

 しあわせだったひを きおくのそこにつめこむ
 やさしいはるのよかぜが ほほをかすめていった
 
 きみにわかれをつぐ   

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

仮 夜桜

作詞募集用

閲覧数:164

投稿日:2012/03/21 22:29:07

文字数:936文字

カテゴリ:歌詞

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