※
敵に此処　誘うけど
やい誰だ　知らない子
恋鳴らし　誰だ？　いや
どけ、嘘さ　此処に来て



手品師の慕情
後ろめたさの罠
涙に仕掛けてく魔術

痛覚さえ感触は恋時雨のようで
デジタルごと心は焼け落ちた

(Ah)確かさが分け合えない
命それは椅子取りゲーム

ムダよ
余所行き愛なんて
手を穢した化粧箱
今夜
約束しないで
出来ない罪の対価
神も
盲目みたいね
根絶やしの平和主義
義理で
伝染するなら
楽なのにねこの身の丈


※
気高いが　儚い弧
悔いて今　栄えしこと
持て功徳　さあどんな？
問い裂いて　研ぎる罪を
御剣と　体裁と
何度朝　クドくても
永久は　巻いていく
恋仲は　凱歌だけ



獣の鼓動
動きまで透けてた
退化したのは誰かしら？

雷鳴さえ神の怒りと例えている
流浪人のその声途切れてく

(Ah)くたびれた螺旋模様
迂闊過ぎるかくれんぼね

願う
浮き舟沈んだ
誰も気付かぬ存在
今は
裸のまんまで
デタラメな時の中
欠けた
揺蕩う月見て
定説ばかり飛んだ
ダメよ
酔い醒め気分じゃ
邪魔なのにねその身の丈


消して
丁寧な程に
偽者だらけの日々
「美学」
苦しい言葉ね
値段を付けぬ言い訳
決して
天体のような
謎を宿す訳じゃない
生きる
ルールも忘れて
手錠も外してよね　さあ



※
朝をそう　泣いていな
強欲だ　悲しみさ
餌行けと　絞る的
見ろ命　その地の意を
命の姐　血の色味
止まる母子　時計さえ
寂し仲　抱く擁護
鳴いていな　嘘をさあ



(読み)
※
てきにここ　さそうけど
やいだれだ　しらないこ
こいならし　だれだいや
どけうそさ　ここにきて


てじなしのぼじょう
うしろめたさのわな
なみだにしかけてくまじゅつ

つうかくさえ　かんしょくはこいしぐれのようで
デジタルごと　こころはやけおちた

(あー)たしかさがわけあえない
いのちそれはいすとりゲーム

ムダよ
よそゆきあいなんて
てをけがしたけしょうばこ
こんや
やくそくしないで
できないつみのたいか
かみも
もうもくみたいね
ねだやしのへいわしゅぎ
ぎりで
でんせんするなら
らくなのにねこのみのたけ



※
けだかいが　はかないこ
くいていま　はえしこと
もてくどく　さあどんな
といさいて　とぎるつみを
みつるぎと　ていさいと
なんどあさ　くどくても
とこしえは　まいていく
こいなかは　がいかだけ



けだもののこどう
うごきまですけてた
たいかしたのはだれかしら

らいめいさえ　かみのいかりとたとえている
るろうびとの　そのこえとぎれてく

(あー)くたびれたらせんもよう
うかつすぎるかくれんぼね

ねがう
うきぶねしずんだ
だれもきづかぬそんざい
いまは
はだかのまんまで
デタラメなときのなか
かけた
たゆたうつきみて
ていせつばかりとんだ
ダメよ
よいざめきぶんじゃ
じゃまなのにねそのみのたけ


けして
ていねいなほどに
にせものだらけのひび
びがく
くるしいことばね
ねだんをつけぬいいわけ
けして
てんたいのような
なぞをやどすわけじゃない
いきる
ルールもわすれて
てじょうもはずしてよね　さあ


※
あさをそう　ないていな
ごうよくだ　かなしみさ
えさいけと　しぼるまと
みろいのち　そのちのいを
いのちのそ　ちのいろみ
とまるぼし　とけいさえ
さみしなか　だくようご
ないていな　うそをさあ