A
預けられた約束のカケラ握り締めて
僕は今日も立ち尽くしてる
A'
時に手のひらの上で燃えるように熱くて
ひどい火疵を残した
B
ひとつだけ、一つだけ願い事叶うなら
かなえてよ、叶えてよ…
神さまなんていないんだ
B'
夜の空流れてく 星屑は早すぎて
どうしても 間に合いそうにない
S
君が消え 何度目の
朝を迎えたのだろう?
両手の指では足りなくて
S'
眺めてた指先に何気なく舞い戻った
”ぬくもり”も君じゃないね…
A
止められない時間が僕だけ取り残して
君を待たせてくれたらいいな
A'
あまりにも馬鹿げてる話は終わりにして
現実に戻らなくちゃ
B
哀しみがくれたのは眠れない日々だった
不思議だね、恋をしたあの時と同じなんだ
B'
狂おしく愛おしい、そんなこと言えなくて
せめてもの 溜め息を吐き出す
S
君の名を呼んでみた
乾いた風にさらわれ
無慈悲にも届かないだろう
S'
散らばった想い出をかき集めて
独り現在(いま)を過ごしてる
S
君が消え 何度目の
朝を迎えたのだろう?
両手の指では足りなくて
S'
眺めてた指先に何気なく舞い戻った
”ぬくもり”も君じゃないね…
Ah
S
君の名を呼んでみた
乾いた風にさらわれ
無慈悲にも届かないだろう
S"
今もまだ探してる
静かな夢の水底
沈む君の横顔
どうか触れさせて
C
滲みゆく輪郭に…
水底の君
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