A1
この身に抱いた炎
心焦がし
静かに命じている
強くなること
一瞬の流星を捉えた時
優しさが涙から解き放たれると

B1
嘘さえ羽ばたきだす世界で
生まれた道標を求めて
あの日の蝋燭 溶かした絆を
何より輝く焔にして

S1
夢の終わりを暴くように
ここから出よう
変わらない答えを
示し続けながら
作り物の翼でもいい
翔けてゆくと
鉄の鳥の声
命を燃やしながら
形無き壁へと行く
振り返ることはなく


A2
爆ぜる想い携え
飛び込むだけ
大切な何かさえ
削り続けても

B2
幾百
氷の中朽ち果て
幾千
業火の中嘶く
未来を願えば
心は揺らいで
掲げた旗さえ
燃やし尽くす

S2
夢の中でもがき続けて
手にした空は
悲しみの火花を
散らしながら消えた
紛い物の羽根降らせても
その笑顔を
導きたいだけ
切ない残り香さえ
この銀河の灰となる
讃美の陽 背に受けて


B3
この灯が
絶えないよう捧げた
僕らの
紡いでいた春風
痛みで打ち消す悲しみ
かすかな火傷が消えない
この手の中

S3
夢の中でもがき続けて
手にした空は
揺るぎない強さで
真紅に輝いた
不器用な戦い方だけ
積み重なって…

S4
いつかまたここでと囀る
赤い小鳥は
眩い光へと
速さを増していく
偽物の紛い物の羽
それでもいい
熱く燃え上がれ
行こうか
今度こそは

辿り着くまで
何度でも
飛び立とう

記憶遥か彼方
旅立ち誓った
あの場所へ

まっすぐに
行けるから




【譜割り・()は一音分】

A1
このみにだいたほのお
こころこがし
しずかにめいじている
つよくなること
いっ(しゅ)んの(りゅ)うせいを
とらえたとき
やさしさがなみだから
ときはなたれると

B1
うそさえ
はばたきだすせかいで
うまれた
みちしるべをもとめて
あのひのろうそく
とかしたきずなを
なによりかがやく
ほむらにして

S1
ゆめのおわりをあばくように
ここからでよう
かわらないこたえを
しめしつづけながら
つくりもののつばさでもいい
かけてゆくと
てつのとりのこえ
いのちを
もやしながら
かたちなきかべへとゆく
ふりかえる
ことはなく


A2
はぜるおもいたずさえ
とびこむだけ
たいせつななにかさえ
けずりつづけても

B2
いく(ひゃ)く
こおりのなかくちはて
いくせん
ごうかのなかいななく
みらいをねがえば
こころはゆらいで
かかげたはたさえ
もやしつくす

S2
ゆめのなかでもがきつづけて
てにしたそらは
かなしみのひばなを
ちらしながらきえた
まがいもののはねふらせても
そのえがおを
みちびきたいだけ
せつない
のこりがさえ
このぎんがのはいとなる
さんびのひ
せにうけて


B3
このひが
たえないようささげた
ぼくらの
つむいでいたはるかぜ
いたみで
うちけす
かなしみ
かすかな
やけどが
きえない
このてのなか

S3
ゆめのなかでもがきつづけて
てにしたそらは
ゆるぎないつよさで
しんくにかがやいた
ぶきようなたたかいかただけ
つみかさなって

S4
いつかまたここでとさえずる
あかいことりは
まばゆいひかりへと
はやさをましていく
にせもののまがいもののはね
それでもいい
あつくもえあがれ
いこうか
こんどこそは

たどりつくまで
なんどでも
とびたとう

きおくはるかかなた
たびだちちかった
あのば(しょ)へ

まっすぐに
ゆけるから
.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

BURNING PHOENIX

ロボットアニメ主題歌のような。
翔ける、燃えながら翔ける。

閲覧数:414

投稿日:2017/06/23 14:19:38

文字数:1,434文字

カテゴリ:歌詞

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