ヒトカラ　歌詞

「人から聞いた話だからさ
真に受けないでほしいんだけどさ
どっかの誰かがアンタのことを
好きだっつってる噂がどーたら」

出どころ不明の愛が淡めの桜に紛れて
ひらり舞ったら
南の方からやさしい風が
マフラー掠めて春の合図出した。

どっから聞いた？誰が言ってた？
ちくしょう足跡ひとつないんだ
今なら雑多な噂未満の
冗談話も真に受けちゃうわ

匿名希望の恋が僕の手元で跳ねて
くすぐったいのは
そういう出会いを、ロマンチックな
そういう出会いを、求めるからかな

人から人へ
受けとる心
あたたかいまま

風が吹いても
愛が舞っても
残る熱があんだ。

送り手はもう分からずじまいだ
桜の中　溶解してった
それをひとり　ぼんやり見ていた
(ひとりじゃない幻覚になっちゃったぁ！)

世界を主観だけで生きてんだ
だからこんな　落ち着けないんだ
「ただの噂程度よくそんな喜べるね」
ってごもっともですが、、

マイクを切って大声出した
届いてほしいとやっぱやめてが
交錯している頭の中で
導き出した最善の手段だ

帯に短し襷に長しと
言うならせめて君の目を塞いで
こんがらがった愛ゆえの台詞を
直接脳に刷り込んでしまえば、さぁ

見当違いの朝を見る君を
隣で口も出さず見てますよ
意図の切れた糸電話持って
まだまだ話したいことがあるんだ

知らず知らずと
誘い込まれた
このステージは

全容見えない
君の作った
迷路なんでしょ？

ところで僕も
そろそろちょっと
抜けたいんだけど

もしかしなくても
君も正しい道はわかんないな？

恋人未満友達未満を
どれだけやれば君にあえますか
もしくは僕が君のホントウを
知るまでそこでにやけ顔ですか

世界を主観だけで生きてんだ
だからこんな　期待しちゃうんだ
「ただの噂程度よくそんな喜べるね」
って褒め言葉ですか？

いつまで僕は君の手のひらで
てんてこ舞いをしてりゃいいですか
不思議とそれが愉しめちゃうのは
僕のイニシャルがMだからですか、、