君に捧ぐ歌


徐々に暮れる赤に
染まる街の景色が滲んで零れた
君の面影 幻に手を伸ばす

さらば 愛しき人
風が攫う言葉
今も胸に突き刺さる
君の悲しげな笑顔


移り変わる季節
時が君の記憶さえ奪うのならば
僕はこのまま 果ての無い夜を待つ

さらば 儚き人
ひとつ星の光
願うほどに遠ざかる
明日に潤ませた瞳


遙か君に歌よ届け
祈りの言葉を乗せて
寂しくなんかないと
微笑む君の為に


さらば 愛しき人
涙を拭い去り
ただ寄り添うこの歌を
僕は君に捧ぐ


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じょじょにくれるあかに
そまるまちのけしきがにじんでこぼれた
きみのおもかげ まぼろしにてをのばす

さらば いとしきひと
かぜがさらうことば
いまもむねにつきささる
きみのかなしげなえがお


うつりかわるきせつ
ときがきみのきおくさえうばうのならば
ぼくはこのまま はてのないよるをまつ

さらば はかなきひと
ひとつほしのひかり
ねがうほどにとおざかる
あすにうるませたひとみ


はるかきみにうたよとどけ
いのりのことばをのせて
さびしくなんかないと
ほほえむきみのために


さらば いとしきひと
なみだをぬぐいさり
ただよりそうこのうたを
ぼくはきみにささぐ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■君に捧ぐ歌

瀬良さんの【VY2】桜の散るころに(仮)【DEMO】への応募作です。

http://piapro.jp/t/PCK0

@歌詞について
素朴なバラードだったので、凝ったことをせず素直な言葉を心がけてみました。
失った恋人への鎮魂歌といった感じです。

閲覧数:251

投稿日:2015/06/16 09:47:14

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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