真水の海で泳ぐ三日月
夜に騒いだ君の足元
合図に乗って踊る雷(いかづち)
奥に渇いた日々の落書き
笑ったならそれが終わりで
君にはもう何も残りはしないのです
廻(まわ)り廻る時計の針
叫んだのは誰かな
心の臓を締め付けてる
僕の意味は彼方に飛んだ
雷雨に打たれ燃える機械に
僕は緩んだ螺子を外した
怒ったならそれが始まり
君からまた何か剥がれてしまうのです
絡み絡む愉悦の糸
波線なぞる幻想
カラリカラル歩く少女
果てる世界、儚く消える
咲ける裂ける花
焼ける灼ける海
いつも通りに足を鳴らす君
耐える絶える息
超える肥える腹
溶ける融ける真夜中は愚劣だ
巡り巡る鉄の生命(いのち)
火炎包む劇場
煙注ぐ空は紅く
物語は果てない
抉(えぐ)り抉る硝子の眼に
破片のような涙
エンドロール流れて逝く
君も僕も此処に還るよ
螺旋の焔
さびしんぼうP様の楽曲(http://piapro.jp/t/yAdU)に詞をつけ、応募させて頂きました
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