BLUE MEMORY

「あの夏の日、出会うことがなければ───」

以前投稿した歌詞を大幅に修正して、夏の終わりっぽい感じにしました。
曲調は80年代っぽく、少しレトロ感があるのは中の人の年代だとお考え下さいｗ

カラオケ版はこちらになります→http://piapro.jp/t/6a1u

【BLUE MEMORY】詞／曲：葉の月

あの夏の日　出会うことがなければ
世界は変わらないままで
気づかないままの想いを抱えて
静かに時間を刻んだ

黄昏が街を染めていく
胸に過ぎる少しの淋しさ
何度も喧嘩を繰り返し
鳴り響く鼓動を自覚した

消えない音色がこだまする
指先に触れた痛みのワケ
幼い日々が終わることを
僕はいつしか理解した

戸惑い繰り返し　伸ばした指先が
見えない糸の先　探して手繰り寄せ
ためらい迷っても　掴んだその先を
消えない幻でも追いかけた

あの夏の日　出会うことがなければ
世界は変わらないままで
いつでもそばにいた君の笑顔が
思い出の中で輝く


満天の星が降り注ぐ
誰もいない地平線の上
はしゃいだ声が遠くなって
何気ない記憶に涙した

どこまでも澄み渡る空が
変わらない顔で色を染める
溢れる想い堪えきれず
僕はいつから怯えてた？

静かに目を伏せて　重なる手のひらに
伝わる温もりが　いつでも嬉しくて
突然音を立て　崩れたその過去を
知らない現実だと否定した

青い空の下　突然の雨が
世界を切り刻んでいく
変わらぬ未来が続くと信じた
約束さえ壊れたまま


忘れた記憶さえ　心が繰り返し
見つめた水平の　見知らぬ彼方から
射し込む輝きが　もういない君からの
夜明けの訪れだと自覚した

あの夏の日　出会うことがなければ
世界は変わらないままで
交わした約束の意味思い出し
迷わず未来へ進むよ