ジャケット

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

CIDER HALO

作詞:泡沫唄
作編曲:ぴょろP

甘味とはまた違った、
それは爽やかな周波数。
乱反射する愛は絶え間なく、
僕たちを照らしていたんだよ。

不規則な刺激たちが、
包む曖昧は隠されて。
煌くようなその透明度に、
何一つ影なんて無かった。

嘘など要らない明瞭な距離感には、
徒な光だけで、どこまで無色なんだろ。

飲み込んだ言葉は胸を灼いて。
“飽和した感情。何処へ向かうだろう?”
答えなんかとうに解ってたろ。
穢れなど知らずに溺れたままの僕たちでもさ。


約束は甘ったるく。
僕は一途に舌へのせて。
大袈裟にこの愛をかたるから、
夢現、綯交ぜになるのさ。

水飛沫に埋もれて、
「それじゃ、常しえを歌わせて。」
そう呟いた僕の延長線、
何一つ影なんて無かった。

弾けるみたいに笑いあったその後の、
吹き抜けた淡い風は、綺麗な無音だったよ。

吐き出した言葉は澄み渡って。
“浄化した感傷。やがて気づくだろう。”
先の事なんか見え透いてたろ。
面映さもいつか違った色を帯びていたから。


それでも、


蘇る酸味に喘ぎだして。
“飽和した感情。何処へ向かうだろう?”
答えなんかずっと浮かんでたろ。
朧げな雫に塗れた僕と君との跡に。

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投稿日:2015/01/05 21:30:15

長さ:05:07

ファイルサイズ:7MB

カテゴリ:音楽

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