Bite/ハチナナ

夜の帳が街を包んで
影法師がアスファルトに溶けた
積み重ねた言葉が混ざって
君の中に落ちていく

目を覚ましたのはずっと前で
手を伸ばしたのはきっと同じで
決まりきった言葉で飾って
夜空がきらめく

確かな物語をずっと願っていた
いまにも消えてしまうような世界で

目を閉じれば今日が終わるから
今はただ君だけを見つめるの
明日になれば忘れるのならば
あがいて もがいて 息もできないから

手を伸ばしたら届きそうで
あの空の青い星を見ている
いつか世界が終わるのならば
二人 ここで 壊してしまえたら


静かな町に星が刺さって
君の声が遠くかすんでいく
「忘れないで」と腕をつかんで
夜空が滲んでく

壊れた物語にずっと縋っていた
忘れることのない夢を描いて

目を閉じれば明日になるのなら
今はただ君だけを見つめるの
涙も声も枯れ果てる前に
叫んで もがいて 何もできないまま

手を伸ばしても届かなくて
あの空の青い星を見上げた
明日世界が終わるのならば
二人 ここで 壊してしまいたい


目を閉じれば今日が終わるから
今はただ君だけを見つめるの
息もできないほど抱きしめて
強く 強く 夢から覚めるまで


目を閉じてぎゅっと抱きしめて
今はただ君だけを見つめたい
明日には全て失うのなら
あがいて もがいて 息もできないまま

手を伸ばしたら届きそうで
あの空の青い星を眺めて
いつか世界が燃え尽きるなら
二人 ここで 壊れてしまえたら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

bite 歌詞

閲覧数:171

投稿日:2018/01/16 00:40:09

文字数:636文字

カテゴリ:歌詞

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