ギルティ・ゲノム-有罪の種子-

018
最後の夕日に さよならしようか
熔かした紅 鋼のガラスは 
 
042
カタチを残した 市街を見下ろす
人影ひとつも 残してないのに

058
ガラスの器 壊して
誰も応えてくれないから
ギルティ・ゲノム 最後の
一粒だけのgene-ジーン-(タネ)を運ぶ クリスタルの小舟

118
訪れた黄昏時(たそがれどき)
影は沈みゆく長針(はり)
罪人(つみびと)の遺伝子
なぜ私だけ残した
空高く聳えたまま 残骸ね 廃墟

   ( 間 奏 )

200
目覚めは曖昧 箱庭世界に
流れるハレルヤ 重なる雑音

216
ゲノムに仕込まれていた
テロメアという終末には
黄昏がよく似合う
檻を成すガラス染め上げて 熔け落ちる落日(らくじつ)

236
生きてはならぬ者だと
記されたスケジュール
ガラスの中 墜ちてゆく
砂の粒はひとつ
なぜここに私が在る(いる) 生れ落ちたまま・・

   ( 間 奏 )

318
ほらそこに闇が来たよ 
静けさに呑み込まれ
贖罪の吐息をつく
なにもかもが終わる
「ヒト」というゲノムゲーム 彩るは「END(エンド)」


    *    *    *

018
さいごのゆうひに さよならしようか
とかしたくれない はがねのガラスは 
 
042
カタチをのこした しがいをみおろす
ひとかげひとつも のこしてないのに

058
ガラスのうつわ こわして
だれもこたえてくれないから
ギルティゲノム さいごの
ひとつぶだけのタネをはこぶ クリスタルのこぶね

118
おとずれたたそがれどき
かげはしずみゆくはり
つみびとのいでんし
なぜわたしだけのこした
そらたかくそびえたまま ざんがいね はいきょ

   ( 間 奏 )

200
めざめはあいまい はこにわせかいに
ながれるハレルヤ かさなるざつおん

216
ゲノムにしこまれていた
テロメアというしゅうまつには
たそがれがよくにあう
おりをなすガラスそめあげて とけおちるらくじつ

236
いきてはならぬものだと
しるされたスケジュール
ガラスのなか おちてゆく
すなのつぶわひとつ
なぜここにわたしがいる うまれおちたまま

   ( 間 奏 )

318
ほらそこにやみがきたよ
しずけさにのみこまれ
しょくざいのといきをつく
なにもかもがおわる
ヒトというゲノムゲーム いろどるわエンド

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【応募用】 ギルティ・ゲノム-有罪の種子-

http://piapro.jp/t/QGfWへの投稿分です。

人類最後の1人はどんなだろう、人類という種が衰退するなら
老化現象のように内部崩壊してゆくかなぁ、と考えた結果です。
これも1つの世界かと。
高い科学の塔の尖端、標本のような、like the letter in a bottle 。

0506 改稿

閲覧数:97

投稿日:2012/05/06 12:51:42

文字数:1,025文字

カテゴリ:歌詞

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