A
その館では
あふれるほどの
甘いキャンディ
くれると聞いて

A'
森の奥へと
続く小道を
胸弾ませて
歩いていった

B
たちのぼる
深い霧に
景色が消えていく

灯りだす
光見つけ
向かう先に

サビ
聳え立つ
高い塀と
たたずむ
白い館

コンコン
ノックをして
お決まり
の掛け声

trick or treat
その時
目にしたのは

ゆらゆら
浮かんでいる
かぼちゃの魔女

A
急に視界が
ぐるぐる回り
意識が落ちて
目覚めた場所は

A'
そこには他の
人がいっぱい
「あらあら、君も
まよいこんだの？」

B
突然に
聞こえてきた
笑い声劈く

「君たちは
もうここから
出られはしない」

サビ
泣き声が
そこらじゅうに
響いて
大パニック

急いで
この場所から
走って
逃げないと

迫りくる
黄色い影
どちらへ
行けばいいの

ついには
疲れ果てて
眠ってしまう

サビ転調
最後に
残ったのは
かぼちゃの
魔女の姿

にやりと
笑顔浮かべ
妖しく
笑ってた

trick or treat
「あらあら
また来たのね」

「いらっしゃい
甘い甘い
キャンディはいかが？」



～かな詞～


A

そのやかたでは
あふれるほどの
あまいきゃんでぃ
くれるときいて

A'
もりのおくへと
つづくこみちを
むねはずませて
あるいていった

B
たちのぼる
ふかいきりに
けしきがきえていく

ともりだす
ひかりみつけ
むかうさきに

サビ
そびえたつ
たかいへいと
たたずむ
しろいやかた

こんこん
のっくをして
おきまり
のかけごえ

とりっく おあ とりーと
そのとき
めにしたのは

ゆらゆら
うかんでいる
かぼちゃのまじょ

A
きゅうにしかいが
ぐるぐるまわり
いしきがおちて
めざめたばしょは

A'
そこにはほかの
ひとがいっぱい
「あらあら、きみも
まよいこんだの？」

B
とつぜんに
きこえてきた
わらいごえつんざく

「きみたちは
もうここから
でられはし（ない）」

サビ
なきごえが
そこらじゅうに
ひびいて
だいぱにっく

いそいで
このばしょから
はしって
にげないと

せまりくる
きいろいかげ
どちらへ
いけばいいの

ついには
つかれはてて
ねむってしまう

サビ（転調）
さいごに
のこったのは
かぼちゃの
まじょのすがた

にやりと
えがおうかべ
あやしく
わらってた

とりっく おあ とりーと
「あらあら
またきたのね」

「いらっしゃい
あまいあまい
きゃん(でぃ)はいかが？」