A
かざした鍵に怯えていた
「羽が生えるのは嫌かい?」
呆けた面を映した窓
見える景色は本物だと

B
「さあ、清算だ」
鉄の軋む音が
刑務所を砂漠にした

S
錆びつく格子が焼印を
捺したときに気が付いた
進化を拒んだ化石たち
救いのない末路

叫んだところで切り捨てた
「とんだ甘い戯言」と
顔を覆って立ち呆け
無慈悲な運命<さだめ>だと

A
せめて抗うポーズだけでも
朽ちた輪ゴムの鉄砲を
構えた先の仮面たちは
見限るように欠けてゆく

B
ああ、交換か
払ったものは全て
窓を見た時間自体だ

S
劣化したのは色褪せた
ゴムと他にあるらしい
簡単なことも分からない
当たり前の退化

考えることを投げ捨てた
ヤツの果てをここで見た
広がる砂漠に襲われた
自分の姿だった


S
錆びつく格子が焼印を
捺したときはもう遅く
簡単なことも分からない
当たり前の退化

考えることを投げ捨てた
ヤツの果てをここで見た
広がる砂漠に襲われた
自分の姿だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

あの日のモラトリアム

来週から社会人とか怖いです……

閲覧数:127

投稿日:2014/03/24 23:08:09

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました