a
こぼれた　ひとしずくの涙は
なんにも伝えきれずに　渇いた

a2
どうして　知らないこと話すの
相槌　打つことさえもできない

b
冷たさがただ　こころ冷ますなら
注ぎ足してもっと　溶け合うくらい傍へ

s
ふわり浮かぶ　甘さを
くちにした途端　次のものを探し
失くしてゆく　苦味も
ずっと抱えていられない　わたしへの愛も

a3
はじけた　ひとかけらの想いの
上辺を食べては捨てる　何度も

b2
もしも気持ちを　胸に留めたら
重たくてきっと　二度と会えなくなるの

s2
ふわり浮かぶ　言葉が
この小さな胸　貫いたとしても
忘れなくちゃ　あなたは
きっと他のところへゆく　わたしだけ置いて

c
冷えてゆくココアの中　沈んでしまい
泡にもなれない　マシュマロはきらいでしょ

s3
ふわり浮かび　誓うの
きっとこのうすっぺらなまま　あなたへの愛も

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A
こぼれた　ひとしずくの　なみだは
なんにも　つたえきれずに　かわいた

A2
どおして　しらないこと　はなすの
あいづち　うつことさえも　できない

B
つめたさがただ　こころさますなら
つぎたしてもっと　とけあうくらいそばへ

S
ふわり　うかぶ　あまさを
くちにしたとたん　つぎのものをさがし
なくし　てゆく　にがみも
ずっと　かかえていられない　わたしへのあいも

A3
はじけた　ひとかけらの　おもいの
うわべを　たべてはすてる　なんども

B2
もしもきもちを　むねにとどめたら
おもたくてきっと　にどとあえなくなるの

S2
ふわり　うかぶ　ことばが
このちいさなむね　つらぬいたとしても
わすれ　なくちゃ　あなたは
きっと　ほかのところへゆく　わたしだけおいて

C
ひえてゆく　ここあのなか　しずんでしまい
あわにもなれない　ましゅまろはきらいでしょ

S3
ふわり　うかび　ちかうの
きっと　このうすっぺらなまま　あなたへのあいも