しゃれこうべ

「貴方は死んだほうがいい」
優しい目できみは笑う
言葉は意味を持たないまま柔らかく傷を付けている

わかちあった日々をいつか作り話と間違えて
痛みのない想いをまた
ぼくら 箱にしまう前に

崩れていく色がすべて融かして
ぼくらは壊れて混ざっていく

同じときを刻めぬまま
いつのまにかぼくらは大人になって
皮も肉も腐り落ちて同じ顔になる
そんな日を待っている

いつまでも変わらないまま歩み続けたきみのことも
笑いかけたように見えた
ぼくの瞳に映るその顔も

心なんて所詮 妄想の産物で
それなら きみも ぼくも なにもかわらないだろ

ああ 同じときを刻めたなら
いつまでも変わらないままでいられたのに
皮も肉も腐り落ちて同じ顔になる
そんな日を待っている

皮も肉も腐り落ちて同じ顔になる
「そんな日が来るといいな」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

しゃれこうべ (歌詞)

しゃれこうべという曲の歌詞です。

閲覧数:74

投稿日:2022/10/08 00:18:51

文字数:368文字

カテゴリ:歌詞

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