【暗黒雲の下で】

Ａ

常に危険が迫って精神が鍛えられる
そういう危ない世界に成り果てて狂い出した

悪魔の群れが雲高く遠くに遠くに見えている
襲って捕まえに来る狙われたら絶体絶命

Ｂ

まるで災害のように押し寄せて来る悪夢
常に逃げる準備を怠らずに生きてる

力を持たない人々ほど切り替えが意外に速く
ここぞという対応力備わって動いている

Ｓ

戦う人もいるだろう負けない意志を抱きつつ
この手に武器を翳して鼓舞して立ち向かう

逃げる人もいるだろう生きるための最善策
荷物を出来る限り軽くして俊敏に

誰かを守る人も必ずいるだろう
その手以上に大事な何かを抱えながら

Ａ

月日流れる程に支配率増してしまう
暗黒雲すら比例し不気味さを漂わして

色濃く現れた雲は悪魔の強さを現して
未だ止める術なく立ち向かっても未来暗闇

Ｂ

狭まってく生活圏　目的地すら不明
支配されて捕まる労働力の犠牲

戦う事より優先して何処までも逃げ続けてる
生きる事を望んでいる状況変わらずとも

Ｓ

追い掛けられる日常　未だに続く終わらない
逆らう事も出来ずに流され続けてる

未来なんて暗闇で描く事も出来ないまま
ひたすら逃げる逃げる悪魔から逃げ延びる

自分の今を変える自由を得るために
時に誰かを犠牲にしながら悔やみ生きる

Ｃ

聖なる樹木が存在している聖域
そこには都があってそこには光があって
誰もが平和に暮らしてる　そんな噂話があるんだ

Ｓ

信じた訳じゃないんだ　あくまで噂話だと
けれども目指してみても悪くはない話

そこに希望あるならば逃げる事も悪くはない
無くても目指す価値はなると今なら思う

このまま生きるよりはマシだと信じてる
生かす理由は特別これから強くなれる


＜ひらがな仕様＞


【あんこくぐもの　したで】

Ａ

つねに　きけんが　せまって　　せい　しんが　きたえ　られる
そういう　あぶない　せかいに　　なり　はてて　くるい　だした

あくまの　むれが　くも　たかく　　とおくに　とおくに　みえて　いる
おそって　つか 　まえに　くる　　ねら　われたら　ぜったい　ぜつめい

Ｂ

まるで　さい　がいの　ように　　おし　よせて　くる　あくむ
つねに　にげる　じゅんびを　　おこ　たらずに　いきてる

ちからを　もたない　ひとびと　ほど　　きり　かえが　いがいに　はやく
ここぞ　という　たいおう　りょく　　そなわって　うごいて　いる

Ｓ

たたかう　ひとも　いる　だろう　　まけない　いしを　いだき　つつ
そのてに　ぶきを　かざして　　こぶして　たち　むかう

にげる　ひとも　いる　だろう　　いきる　ための　さいぜん　さく
にもつを　できる　かぎり　　かるく　して　しゅん　びんに

だれかを　まもる　ひとも　　かならず　いる　だろう
そのて　いじょうに　だいじな　　なにかを　かかえ　ながら

Ａ

つきひ　ながれる　ほどに　　しは　いりつ　まして　しまう
あんこく　ぐもすら　ひれいし　　ぶき　みさを　ただよ　わして

いろこく　あらわ　れた　くもは　　あくまの　つよさを　あらわ　して
いまだ　とめ　るすべ　なく　　たち　むかっても　みらい　くらやみ

Ｂ

せばまっ　てく　せいか　つけん　　もく　てきち　すら　ふめい
しはい　されて　つかまる　　ろう　どうりょく　のぎせい

たたかう　ことより　ゆうせん　して　　どこ　までも　にげつづ　けてる
いきる　ことを　のぞんで　いる　　じょうきょう　かわらず　とも

Ｓ

おいかけ　られる　にち　じょう　　いまだに　つづく　おわら　ない
さからう　ことも　できずに　　ながされ　つづ　けてる

みらい　なんて　くら　やみで　　えがく　ことも　できない　まま
ひたすら　にげる　にげる　　あくま　から　にげ　のびる

じぶんの　いまを　かえる　　じゆうを　える　ために
ときに　だれかを　ぎせいに　　しながら　くやみ　いきる

Ｃ

せいなる　じゅ　もくが　　そんざい　している　せいいき
そこには　みやこが　あって　　そこには　ひかりが　あって
だれもが　へいわに　くらし　てる　　そんな　うわさ　ばなしが　あるんだ

Ｓ

しんじた　わけじゃ　ないんだ　　あくまで　うわさ　ばなし　だと
けれども　めざし　てみても　　わるくは　ない　はなし

そこに　きぼう　ある　ならば　　にげる　ことも　わるくは　ない　
なくても　めざす　かちは　　あると　いま　なら　おもう

このまま　いきる　よりは　　ましだと　しん　じてる
いかす　りゆうは　とくべつ　　これから　つよく　なれる