おや今日も来たかい?
注文はあれだね?
黄色い目をしてる黒猫が笑う

熱めのミルクに紅茶のシフォンを
コーヒーは苦くて飲めやしないんだ

暇な毎日を
過ごしてたけれど
此処に来てからは
変わった気がするんだ

誰もが知るような
店じゃつまらない
でも今日はなぜかいつもと違うようだ

「皆さん静粛に」
私語は謹むようにと

全身を秘密で覆った
黒い兎が時を止める

待ち焦がれた観客席
誰一人動かず

時過ぎるの
忘れるでしょう
こんな音楽なら

楽器たちが反射させる
その眩しい光が
ボクの瞳の中で暴れ
万華鏡へと




店の行き方か?
誰にも言うなよ?
あの日の白猫をふと思い出す

「あの雑貨屋の角
 小さなあの道
 自分の思うように進めばいいさ

 一つだけ注意
 満月の晩に
 月にお祈りした人しか来れない」

その話信じ
やった自分もね
十分馬鹿らしいと思っているよ

「これが最後の曲」
ざわめきを止めたならば

全身を黒衣で覆った
白い兎が時動かす

名残惜しい観客席
気付けばそう
ただ独り

さっきまでの
満席が嘘みたいな景色で

反射した光が床の
木目一つ貫く
広がる闇
落ちてくよ
これは多分夢で。



「楽しんでくれたかしら?」
目の前に立つ少女が
いたずらを見つけられたような
笑顔で僕を見ている


紅茶の香りがした。

「貴女はあのー」

「さぁて 今日はおしまいだよ
 またきてくださいな

 お忘れ物にご注意を
 そして帰り道も

 帰れば今日あった事を
 忘れてしまうけど
 その分お代はいりません。
 また来てね」

と、変な夢を見たものだね
多分疲れてるな

こんな時はあのお店に
行って気を晴らそう

変な夢の事もあの人と話すネタになる
あの角を曲がったお店に
今日も行こう

そういや夢の
メロディはこう

la la...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

(仮)トリックオブナイト

http://piapro.jp/t/bFjgへの応募用です!
この曲を聴いたとき夜の喫茶店を思い出しました!
なんか無茶苦茶なところがありますが・・・。
最後は半分くらい夢オチとなっております(゜ω゜)


何かございましたらメッセお願いします!

閲覧数:169

投稿日:2012/01/07 23:11:58

文字数:787文字

カテゴリ:歌詞

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