おやすみの 夜まだ夢
立ち消えずに ゆらゆらめいてる
寂しさに とらわれても
わたしがいる 耳を澄まして
手探りで 伸ばす声
しじま抜けて どんな深くても
届くまで 待っていて
闇が溶けるまで も少し
溢れる 甘い揺らぎ
包まれている 宵の国
すべて飲み込む
過去と未来 つれて
果てなく 響け
歌声 灯せ
目の前に たたずむ影
鏡の中 映るまぼろしに
こぼれてく 胸のいたみ
おもいだして ふたつの心
吸いこまれ くずれてく
藍の海と 空の地平線
始まるの 結び目に
そっと触れた指 つながる
引き合い みちる調べ
青く震えて 落ちる砂
拾い 合わせて
手のひらから 見えた
散りばめられた 一つのひかり
遠くの音(ネ)押し寄せてく
波の色に 滲む朝の澪(ミオ)
茜さす 暖かさに
ひたされたら
目覚めてゆく
儚い 時の紡ぎ
たとえわずかな 命でも
ここにいるから
流れた月 たたえ
黄昏抱く魂 うたう
集え
心のカタチイロネ
かすかな時間 煌めいて
終わる ことない
とわのリズム
奏で つづけて
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