《A1》
「君はなんでそんなに
素直じゃないんだ！」
周りが仰ることはだいたい
大抵こんなとこ

何かが他人と
違うらしい僕は
いつも白い目で見られて
指で指される

《B1》
いくらくどくど説教されても
つまらん授業は睡魔が襲うし
不自然にのった校長のヅラは
いっそハゲにと取りたくなるし

立入禁止と書かれた場所に
入りたくなるのは当然のことで
だからやめろと言われたところで
やめようがないな！


《S1》
誰かが言った言葉を逆さまにして
顔面に叩きつける
怒ってる奴らの顔は
なかなか痛快で笑えるんだ

右なら左に上なら下に
常に逆走曲がりに曲がった
アマノジャクと呼ばれる僕は
華麗なステップで今日も踊る



《A2》
「なんでいつも余計な
ことしかできない！」
否定的なクレームはだいたい
大抵僕のこと

それでも自分に
嘘はつかないから
いつも心奥底から
笑ってられる

《B2》
いくら長々演説されても
わからん政治は生あくび出るし
不自然にやった濃いめの化粧は
妖怪だと叫びたくなるし

校則違反と書かれた事は
破りたくなるのは当然のことで
だからやめろと言われたところで
やめるわけないな！


《S2》
誰かが言った言葉を裏返しして
顔面に叩きつける
引きつった奴らの顔は
なかなか滑稽で笑えるんだ

右なら左に上なら下に
言うこと聞かず曲がりに曲がった
アマノジャクと呼ばれる僕は
華麗なステップで明日も踊る


《C》
「君の美しさはミス
ユニバース級！」
「あなたの知能レベルは
エベレストより高い！」

イヤイヤそれはないだろって
総ツッコミかけたんだ
結局は誰もが
捻くれた天邪鬼

それでお天道様が僕に命じた
「真の本心を釈き明かせ！」と


《S arrange ver.》
みんなが言った言葉を逆さまにして
顔面に叩きつける
暴かれた奴らの顔は
なかなか痛快で笑えるんだ

右なら左に上なら下に
常に逆走曲がりに曲がった
天の釈と呼ばれる僕は
華麗なステップで今日も踊る

華麗なステップで明日も踊れよ！