[A]
嘘をついた幻想は
全ての音を壊した
振り返りもしない僕は
涙を一つ零した

[B]
崩れゆく足元の花を見据えて
頷いた鏡の僕と

[S]
夢の中に映した
枯れた僕の心の中
逃げていく僕らの明日は
もうここにはないのさ


[A]
指切りを交わした後の
苦い部分を残した
立ち去れもしない僕は
夢を一つ砕いた

[B]
思い出と秋空の夕日を眺めて
俯いた心の僕と

[S]
影の中に見つけた
揺れるカーテンの下で
呟いた僕らの言葉は
もうここにはないのさ


[C]
寂しいと思う気持ちも
忘れたいと思うことも
全てが違わず同じように
口ずさむ歌に流れていく


[LS]
夢の中に映した
枯れた僕の心の中
逃げていく僕らの明日は
もうここにはないのさ

この世界に溢れた
僕たちをここに置いていく
掴み取った夢の欠片は
遠い思い出になるのさ

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走り出せない僕らの

立ち止まったままの僕らを書いた詩。

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投稿日:2018/10/31 13:05:39

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

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