紅より藍に移ろい散る 儚げな夕が繰り返された
戻らぬ時と同じ時が ひどく鮮やかに嘲笑う

A1
単純義務的なアナウンス 外に聞こえた風の声 14-12
無名という名の音が響く 虚しくも笑顔の中で 14-12
ほらまたあちらこちらで 目の前が暗く滲んでいく 11-14
話の繋がりは切れ出した 両隣はえも言わぬ空気感 13-16

B1
色彩画面から叫んでた 音は全く聞こえないけれど 13-14
僕を見つけた大きな目が 驚きのあまり見ひらいてた 13-15
「嬉しい、見つけてくれたんだね」と 口が知らぬうちに動いてる 15-14

サビ1
全部教えにおいでよ 画面の奥の僕のとこまで 11-14
まぶしいくらいの色彩の 暑苦しい美しさを 18-11
全部教えにおいでよ 画面の外の僕のとこまで 11-14
君の知ってるこの世界の 始まりと終わりの八つの秘密 13-15

A2
ゆっくり怠惰なゲームオーバー 次の人生はじめよう
そうして始まるゲシュタルト 構成は僕の好みに
ほらまたあちらこちらで 目の前が明るく消えていく
話はまた繋がれた 背中にあたる上々な安心感

B2
白黒画面へと叫んでた 声が反響してぶちまけられる
僕を捉えた獣の目が 至極嬉しそうに弧を描いた
「怖い、見なければ良かったのに」と 駆けた頭の走馬灯が

サビ2
全部教えにおいでよ 画面の奥の僕のとこまで
まぶしいくらいの色彩の 暑苦しい美しさを
全部教えにおいでよ 画面の外の僕のとこまで
君の知ってるこの世界の 始まりと終わりの八つの秘密

C
白黒の君が 僕に向かって手を伸ばす 8-11
いつも気づいたその時には 13
遅かったんだってあとで思うの 15

サビ3
全部教えてあげよう 画面の外の僕があなたに
純粋な羅列のない世を 暑苦しいこの奇怪を
全部教えにおいでよ 画面の奥の僕があなたに
君と巡ったこの世界の 始まりと終わりの八つの秘密