僕の生命を削れば、君が幸せになれるんだ
僕の未来を捨てれば、君は幸せになれるはず
でも
誰もこっちを見てくれはしない
誰も僕を見て微笑みもしない
僕は絶対迷ってない
君を絶対救ってみせようか

君が僕を見てくれたから僕は僕を正しくしたよ
君の大切な人のための言葉
僕の大好きな人のための言葉
僕なりに"キョウカン"したり
僕なりに"コウカイ"したり
僕は僕らしくいたよ

溺れて、ぼやけた君の元に手をのばすさ
こんなに涙流しても僕自身が本物なのかわからないや
沈んで、別れた君自身に手を伸ばした
どんなに涙流しても"僕らしさ"が本物なのか隠したんだ
どうして

誰もどっかで見てくれはしない？
誰も僕を見て泣き出しもしない
僕はどうだい？迷っていた？
君を絶対救ってみることなんてできないのに。

改めて目を擦ってみれば
救おうとしていたのは他でも君自身で
救われようとしてたのは他でもない僕自身で
君の小さくなった姿は僕が離れていっただけだったんだ

溺れた、ぼやけた僕のもとに手は伸びない
こんなに涙流しても僕自身は本物になるわけなんてないんだ
沈んだ、別れた僕自身は手を伸ばした
どんなに涙流しても"僕らしさ"が偽物だって悟ったんだ。

狂った、笑った僕のもとに手は伸びない
分別だってきかせてもゴミ自身は本物になるわけなんてないんだ
変わった、殺した僕自身は手をしまった
どんなに涙流しても"溺れ者"の分別なんて出来はしないんだ。
出来は悪いんだ。