明るい蒼に目が眩んで 
俯いた影とにらめっこ
甘い匂いを孕んだ風
「ここまでおいで」と過ぎて行く

巡り巡る季節の中 キミの気配探しながら
通り過ぎる時眺めて 記憶の波へと心を預けて

風に浚われるように舞い上がる花弁
手を伸ばしたあの日のキミともう届かないキミを追いかける私が
影の中で手を重ねる夢を見てた

水面に落ちた薄紅色
小さな波紋描き沈む
癒えない鈍い痛みがまだキミが心(ここ)にいると告げてる

駆け巡ったあの季節を瞼の裏映したまま
通り過ぎる時感じて 記憶の波へと心を浮かべて

波に揺蕩いながら仰ぎ見た蒼空
棚引く雲の虹はきっとキミの居る場所(ところ)まで続いてる気がして
届かないと知ってたけど手を伸ばすよ

翳した手に優しく白い光が注ぐ
柔らかなその温もり 
あの日に触れたキミの熱に似ていた

澄み切った蒼い空、降り注ぐ光の向こう側にキミが居るなら
私を包んでいる全てにキミが居る
そう信じてキミの下で目を覚ますよ 




~~~ひらがなver.

A1
あかるいあおにめがくらんで
うつむいたかげとにらめっこ
あまいにおいをはらんだかぜ
ここまでおいでとすぎていく

B1
めぐりめぐる きせつのなか
きみのけはい さがしながら
とおりすぎる ときながめて
きおくのなみへと こころをあずけて

C1
かぜにさらわれるよ(う)に まいあがるはなびら
てをのばしたあのひのきみと
もうとどかないきみを おいかけるわたしが
かげのなかで てをかさねる ゆめをみてた

A2
みなもにおちたうすべにいろ
ちいさなはもんえがきしずむ
いえないにぶいいたみがまだ
きみがここにいるとつげてる

B2
かけめぐった あのきせつを
まぶたのうら うつしたまま
とおりすぎる ときかんじて
きおくのなみへと こころをうかべて

C2
なみにたゆたいながら あおぎみたあおぞら
たなびくくものにじはきっと
きみのいるところまで つづいてるきがして
とどかないと しってたけど てをのばすよ

D
かざしたてにやさしく しろいひかりがそそぐ
やわらかな そのぬくもり
あのひにふれた きみのねつに にていた

C3
すみきったあおいそら ふりそそぐひかりの
むこうがわにきみがいるなら
わたしをつつんでいる すべてにきみがいる
そうしんじて きみのもとで めをさますよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蒼の春夢

さびしんぼうPさまの曲に詞を書かせて頂きました。

閲覧数:369

投稿日:2014/02/26 10:00:08

文字数:988文字

カテゴリ:歌詞

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