神様にだって 知られたくない
二人だけの 愛しい世界
気付かれたなら この箱庭は
跡形も無く 壊れてしまう

共に歩く 足が無いと
どうかどうか 嘆かないで
問題ないわ 傍で私が
優しく車椅子(イス)を 押してあげる

何も迷わず 生きてゆけるなら
何も畏れず 往きてゆけるなら
失われた 禁断の花園(フルール・ダンテルディ)
ああそれは なんて幸せな…



祝福なんて 要らないのよ
焦がれたものは もっと別のもの
綺麗に潤む 瞳が好きよ
だからその右目(め)を 私に頂戴

抱き寄せる 腕が無いと
どうかどうか 嘆かないで
心配ないわ ずぅっと私が
代わりに強く 抱いてあげる

貴方の元に 落ちてゆけるなら
貴方と共に 堕ちてゆけるなら
手にしたのは 石の花(フルール・ド・ロカイユ)
ああそれは なんて幸せな…



貴方と一つに なりたいの
二人を隔てる 境界線
溶け合って 交じり合って
ワタシはアナタに アナタはワタシに

お願いよ もう誰も 
私たちを 暴かないで



何も迷わず 生きてゆけるなら
何も畏れず 逝きてゆけるなら
求めたのは 禁断の花園(フルール・ダンテルディ)
ああそれは なんて幸せな 『   』


*****


[A]
かみさまにだって しられたくない(7+7)
ふたりだけの いとしいせかい(6+7)
きづかれたなら このはこにわは(7+7)
あとかたもなく こわれてしまう(7+7)

[B]
ともにあるく あしがないと(6+6)
どうかどうか なげかないで(6+6)
もんだいないわ そばでわたしが(7+7)
やさしくいすを おしてあげる(7+6)

[S]
なにもわまよず いきてゆけるなら(7+8)
なにもおそれず いきてゆけるなら(7+8)
うしなわれた ふるーるだんてるでぃ(6+8)
ああそれは なんてしあわせな(5+8)


[A]
しゅふくなんて いらないのよ(7+6)
こがれたものは もっとべつのもの(7+7)
きれいにうるむ ひとみがすきよ(7+7)
だからそのめを わたしにちょうだい(7+7)

[B]
だきよせる うでがないと(5+6)
どうかどうか なげかないで(6+6)
しんぱいないわ ずぅっとわたしが(7+7)
かわりにつよく だいてあげる(7+6)

[S]
あなたのもとに おちてゆけるなら(7+8)
あなたとともに おちてゆけるなら(7+8)
てにしたのは ふるーるどろかいゆ(6+8)
ああそれは なんてしあわせな(5+8)


[C]
あなたとひとつに なりたいの(8+5)
ふたりをへだてる きょうかいせん(8+5)
とけあって まじりあって(4+5)
わたしはあなたに あなたはわたしに(8+8)

[C2]
おねがいよ もうだれも(5+5)
わたしたちを あばかないで(6+6)



[S]
なにもわまよず いきてゆけるなら(7+8)
なにもおそれず いきてゆけるなら(7+8)
もとめたのは ふるーるだんてるでぃ(6+8)
ああそれは なんてしあわせな(5+8)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Fleur Dinterdit ~フルール ダンテルディ~

コレを『純愛』と取るか、『病んでる』と取るかは人それぞれってことで。

一見綺麗な世界に思えるかもしれませんが、実はこの歌詞を書いた時のテーマがカ○バ○ズムだったり。
それを念頭に置いた上で読み直してみるとかなりダークな作品だと思います。
書いた当初はもっと生々しい表現のオンパレードだったし、あは☆



閲覧数:147

投稿日:2010/09/07 20:57:25

文字数:1,284文字

カテゴリ:歌詞

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