ビルの谷間を抜け あてもなく独り歩く
喧騒(けんそう)の中で 足音が虚(うつ)ろに響く

水底(みずぞこ)に沈んだ 殻(から)に包まれた心
冷たい唇が キミの名を呼ぼうとして
ふいに立ちすくんだ

儚(はかな)げな笑顔で ほら
微笑む キミの姿
愛(いと)しくて ただ傍(そば)にいたい
それだけを望んだのに

キミと会うたび 胸の中に光がさしたんだ
灰色の景色が 色づくのを感じていた

若き日が永遠(えいえん)に 続くと信じた日々
ボクがキミを守り抜くと 心に誓ったんだ
運命を変える――

あの日見た キミの横顔(よこがお)は
あまりに美しく ただ息をのみ 見つめていた

狂おしいほど叫んで
この想い伝えたかった
もしキミに届くのならば
できれば もう一度だけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『果てなく遠いあの日のキミは』

http://piapro.jp/t/wJQE
↑marine様の歌詞募集曲
「【歌詞募集】鏡音リン ロック」への応募用です

切なくて儚(はかな)い、あの日の残響

閲覧数:319

投稿日:2016/10/16 11:44:22

文字数:334文字

カテゴリ:歌詞

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