(サビ
悲鳴と途切れる温度 
泥の中沈む脚
意識薄れるここで
蝶々がいた

横たわり朽ち果てる
おもちゃの兵隊たち
祈り届かぬここで
蝶々が舞う

(メロ
今 巡った鼓動が
もう 佇み始める
まだ 生まれた証を
残すことも 出来ずに

(サビ
何も護れない場所
生すら軽いここで
愚痴 吐き捨てた後に
何があるの


(メロ
刈り取られてく命 
投げ捨てられる希望
すぐに儚く消える 
気付くことも許さず

(サビ
与えられた時間は
誰もが知らないもの
でもおそらく僕には
もう無いだろう

(サビ
何も無いと思ってた 
この闘いの庭で
蝶が舞い飛び廻って 
キセキ描く

未来へと託す式 
例え間違っていても
果てない夢見上げて
解いていく

神秘の力の元 
曲がった光の先に
蝶が導く果てを 
知りたかった

もしも次に全てが
終わってしまったとしても
この文字たちを抱いて
蝶々を追う


+ + + + + + + + +


ひめいとぎれるおんど 
どろのなかしずむあし  10 10
いしきうすれるここで 
ちょうちょがいた   10 6

よこたわりくちはてる 
おもちゃのへいたいたち 10 10
いのりとどかぬここで 
ちょうちょがまう   10 6


いま めぐったこどうが 
もう たたずみはじめる 10 10
まだ うまれたあかしを 
のこ すこともできずに 10 10

かり とられてくいのち 
なげ すてられるきぼう 10 10
すぐ にはかなくきえる 
きづ くこともゆるさず 10 10


なに もまもれないばしょ 
せい すらかるいここで 10 10
ぐち はきすてたあとに 
なに があるの   10 6

あたえられたじかんは 
だれもがしらないもの 10 10
でもおそらくぼくには 
もうないだろう 10 6


なにもないとおもってた 
このたたかいのにわで 10 10
ちょうがまいとびまわって 
きせきえがく 10 6


みらいへたくすしき 
たとえまちがっていても 10 10
はてないゆめみあげて 
ほどいていく 10 6

しんぴのちからのもと 
まがったひかりのさきに  10 10
ちょうがみちびくはてを 
しりたかった 10 6

もしもつぎにすべてが 
おわってしまったとしても 10 10
このもじたちをだいて 
ちょうちょをおう 10 6

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】Butterfly -in Black hole-【投稿用】

oz_hiroさんの曲http://piapro.jp/t/nvJVにインスピレーションを受けて書いた歌詞です。

題名の意味を調べるためにググったら、シュヴァルツシルト博士と、その解の存在に不思議な気持ちになりました。
爆音響く戦場で、ブラックホールの証明をするというのはどういう心境だったんだろう。そして、それを自分で発表することが出来ず、戦地で死んでいくのはどんな気分だろう、という思いから生まれた歌詞です。

拙作ではありますが、是非ご選考いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

閲覧数:246

投稿日:2012/06/02 07:59:47

文字数:1,079文字

カテゴリ:歌詞

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