【A】
 聞きませ昔語り
 猫の子飼うは
 寝子の女(め)よ
 月夜の闊歩散歩
 買われた花は
 宵に咲く
【B】
 百瀬を過ごし
 花の下
 散る花弁が
 重く圧し
 いつしか我が尾
 二つ成る
【S】
 自虐の種に
 飼われた我が身
 白魚の手に
 抱かれた月日
 手を舐め顔舐め
 油を舐めて
 恨み辛みを
 寝物語に過ごしなむ

【A】
 聞きませ手慰みに
 猫の身変えて
 寝子の女に
 朔夜の闊歩跋扈
 化かした花は
 酔いを裂く
【B】
 百瀬を過ごし
 闇の中
 散る行灯を
 誘い寄す
 いつしか我が尾
 名をば成す
【S】
 嗜虐の咎に
 慣れ染む我が身
 白魚の手を
 宿した月日
 背を舐め口舐め
 油を舐めて
 妬み嫉みを
 巷の噂に聞こしなむ
【S】
 自虐の種に
 飼われた我が身
 白魚の手に
 抱かれた月日
 手を舐め顔舐め
 油を舐めて
 恨み辛みを
 寝物語に過ごしなむ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

猫又

久々投稿第四弾。

タイトルまんま、猫又イメージの歌詞です。

夜鷹に化けて人を襲ったんだそうで。
化け猫って美人じゃないかなと勝手に思っています。

閲覧数:104

投稿日:2017/07/10 17:32:17

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました