『僕等は一つの形だから
 強がる事なんて必要無い』


"ハローハロー"
君だろう 夢の中で
何度も 僕を呼ぶ 涙声で

俯いたまま 名前だけ呼んで
大事なことは 聞けないままに終わる

影が 落ちる 憂鬱
放っておけなくて 誰かも分からない
どうか 顔を 上げてよ
ねえ 握られたナイフは
誰を貫いた


"ハローハロー"
僕だろう その声は
何処かに 押し込めた もう一人だ

弱虫な君 また泣いているの?
消した筈だった 震える声で僕は

『痛い』 『居たい』 感傷
鏡越し映る くしゃくしゃな泣き顔
それは それは 綺麗で
嗚呼 空いた穴が少し
熱を帯びていた


『逃げないで 手を取って
 僕と君とで一つ全てなんだ』

おかえり 捨てた感情


泣いて 泣いて 笑った
嗚呼 情けない笑顔で
弱虫な僕は

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【応募用】「弱虫データ(仮)」

やんねさんの楽曲の歌詞募集に応募させて頂きました。
(http://piapro.jp/t/Xmgh)


-泣きながら僕を呼ぶのは、いつか捨てた筈の「僕」だった

大嫌いで捨てた自分の「弱さ」が、帰る場所を求めて泣いていた。
君は僕の一部で、僕は君が居て完成するのだと気付いたんだ。
そんな歌詞です


とても楽しく作詞させて頂きました。
※前のバージョンに平仮名置いてあります

閲覧数:215

投稿日:2012/02/16 23:27:03

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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