意味もない白昼夢の中
僕はただ君を呪ってる
僕の心を盗んで知らんぷりする君を
悪魔のように僕を誑かしては
純粋ぶった顔する君を

僕を直撃した桃色の稲妻
それが破壊した僕の脳細胞は
君のことしか考えられないんだよ

僕を壊して君に縛り付けて
君以外何も見えないようにして
君はどれくらいの人をそう虜にしてきたの？
その微笑みに僕は射抜かれて
それでも君の瞳に僕は映らない
一方通行の光が今走る

色褪せた世界の中心で
たった一つ鮮やかなそれ
僕の心を奪って隠してしまった君を
僕はもう許すことなどできない
僕と幸せになってもらおう

僕を拘束した桃色の投げ縄
身動き取れない僕の手足と心を
君の魅力から開放してくれよ

僕を呪って君の奴隷にして
思うがままに胸を高鳴らせて
君はどれくらいの人をそう従わせてきたの？
その芳香に僕は射抜かれて
それでも君は僕など見ようともしない
一方通行の香りが今走る

真夜中のネオンライト
真昼の快晴の空
そんな明るい光さえ君の影では見えない
でも本当は気付いてた
この気持ちに縛られ振り回される今日も
案外悪くないんだって――

僕を壊して君に縛り付けて
君以外何も見えないようにして
君はどれくらいの人をそう虜にしてきたの？
君に囚われたこの恋心
操られたような僕の無様な姿
一方通行の道が今開ける