ゴーストシップ

ずっと 流れる僕は
きっと 声も失くして
やっと 見つかった物は
やっちゃった 壊してしまった

ずっと 好きだった白黒"モノ"は
きっと 形が無いんだ
やっと 振り向いた僕を
置いてった 嗤っているようだ

言っちゃった 心の声を
聞いちゃった 泣いたっていいよ
見つかった 僕を裁いて
凪いでいた 繋いでいた そっと

消えちゃった たくさんの声が
知っていた 溺れたっていいの
満ちていた 僕を裁いてよ
碧洋(へきよう)に

墜っこちていく 僕の声は
叫んで 鳴いて 曖昧なほうへ
知ってるんだ 後悔は 昨日の帆を伝って

墜っこちていた 僕の心は
傷き 気づく 錆びついた幽霊
知ってたんだ 僕だけは
またきっと 詠うから

ずっと 気づいてたんだ
きっと 還れない約束
やっと 思い出した時には
そうだった 狂っているようだ

言っちゃった 心の声を
聞いちゃった 泣いたっていいよ
見つかった 僕を暴いて
凪いでいた 繋いでいた そっと

消えちゃった 暖かい声は
知っていた 信じたって最後
満ちていた 僕を暴いてよ
真実は

純粋だった 僕の声が
響いて 罅(ひび)く 截然(せつぜん)なほうへ
聞いてたんだ 何もかも
終わりを 継ぐ合図

混在していく 僕の心が
迷い 余韻 美しく游泳
分かんないよ 僕だけが
まだきっと 詠うから

言っちゃった 脚がないことも
聞いちゃった 波立っていいの
見つかった 僕を恨んで
病んでいた 悩んでいた ずっと

消えちゃった 魂はすべて
知っていた 彷徨ってるんだ
欠けていた 僕を恨んでよ
清漣(せいれん)に

墜っこちていく 僕の声は
叫んで 鳴いて 曖昧なほうへ
知ってるんだ 後悔は
昨日の帆を伝って

墜っこちていた 僕の心は
傷き 気づく 錆びついた幽霊
知ってたんだ 僕だけは
またきっと 詠って

墜っこちていく 僕は今も
歌い 続く 真夜中の幽霊
知ってるんだ 航海は
昨日の僕が見ていて

堕っこちていた 僕の身体は
淡く 泡に 水中を幽泳
知ってたんだ 僕だけは
またきっと 詠うから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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ゴーストシップ_歌詞

ゴーストシップの歌詞です

閲覧数:824

投稿日:2017/12/08 20:38:21

文字数:945文字

カテゴリ:歌詞

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