きらり光るネオンの看板
くぐり抜けた先にある花園
今宵も招かれたお茶会
さぁパーティを始めよう

遅刻だ遅刻だ兎さん
止まった時計見て走ってる
どこまで行くの兎さん
わたしも連れていって

街中に溢れる人の群れ
ぶつかりながら歩く
辿り着いたドアを叩けば
帽子屋さんが微笑む

最高級の茶葉を頼めば
みんながテーブルに集まる
聞き慣れない会話が飛び交い
注目を浴びた私はアリス

お開きの時間よ兎さん
あなたは帰らないの兎さん
帰り道教えて兎さん
知らんぷりは酷いわ

星が瞬く夜中なのに
眠らない街なのね
最寄り駅に辿り着いても
帽子屋さんを思い出す

兎さんとの秘密の話
帽子屋さんとの秘め事
化け猫さんともお話したい
承認欲求の強い私はアリス

きらり光るネオンの看板
くぐり抜けた先にある花園
今宵も招かれたお茶会
さぁアリスになれる時間