「教室の窓に映る美少女」
設定被り防止に2ヴァージョン考えてみました。
基本のあらすじは同じです。
七不思議
4時44分に旧校舎の3階北側の窓に美少女の姿が映る
*******
A病弱キャラ
Bちょいチャラなキャラ
高校1年
放課後、自分のクラスとは別の教室で補習を受けている。
自分以外にも中間で赤点だった生徒が何人かいる。
A病気で入院
B事故で入院
で、単位不足と遅れを取り戻すため。
彼は窓際の席だった。
だるいなぁ・・・
補習は5時まで。後20分弱の辛抱か
なにげなく窓の外を見ると
今は使用されていない旧校舎が見える。
3階一番北側の教室の窓にちらっと何かが見えた
え?
人?
あそこはもう使われてないはず?
見間違い?
また何か見えた
セーラー服?
うちの制服はブレザーだぞ?!
他所の学校の子かな
その日はそれで終わった
2日目
昨日の事はすっかり忘れていた
同じ補習の時間
まさか・・な?
旧校舎の3階の窓にはまたセーラー服が見えた
黒髪?
後姿のセーラー服に長い黒髪が揺れるのが見えた
やっぱりいる
あいつ、他所の学校か?
いや、転校生でまだ制服できてないのかな
俺も2週間ほど私服で通ったし
俺と同じでなじめないでいるのかな
3日目
放課後の補習の時間
彼女がいる事を少し期待しはじめている自分がいた
こっちを向いている
透き通るような白い肌
こぼれそうな大きな目の美少女だった
寂しそうな大きな目
その目はどこか遠くを見ていた
雲の切れるわずかな日差しが窓に反射した瞬間
窓に姿が映る
美少女に魅入られた少年は彼女と会いたい話がしたいと
思いつめるようになる
なんとかして旧校舎に侵入
教室は長く使われていなかったようで
彼女の立っていた辺りにはほこりが積もっていた
少女がセーラー服なのは数年前この学校の制服がブレザーになる前の制服
少年は薄々気づきはじめていた
彼女がこの世の存在ではないことに・・・
***********
彼女が見ているものは校舎の窓に届くような桜の木
そこに彼女の心残りがあるようだ
少しずつ彼女の正体がわかってくる
夜の学校
桜の木に登り彼女の心残りを見つけた
年月とともに木が成長したため高いこずえにそれはかかっていた
A教室に届けに行く途中発作を起こして臨死体験
B木から落ちて臨死体験
はじめて彼女に会った会話をした
私をあの場所から解放してくれてありがとう
でもあなたはまだここに来てはいけない
目覚めてみると
何年も花をつけたことのない桜が
季節はずれのこの時期に満開の花をつけていた
それから
二度と旧校舎に彼女の姿が映ることはなかった・・・
「教室の窓に映る美少女」
主に状況設定のアイディアとおおまかな筋です。ここから展開させたりひねったりエピソードを肉付けする感じで。
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