切れかけた電灯 冷えた暖房の匂い
帰りたくないと怠惰に任せば うつ伏して明かす

疲れてしまった 弱音は甘えにぶつけた
臆病な僕は 胸の奥の深い沼に 鉛を飼い慣らしている

吐き出せない 声が出ない
足掻いて 叫んで 息が吸えないまま
僕は 僕は ただ 呼吸がしたかった


全てが無と有の 隙間にいて掴めない
否定してかかる不器用な僕は 理解を拒んだ

自戒という逃げ 塞げば零れていくだけ
行き過ぎてしまう 曖昧は得意なくせに 加減を今でも知らない

生きられない 涙もない
助けて 許して 言える筈ないのに
僕は 僕は ただ 生きたくないだけで

さよならも 言えない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

霧に似た本能

閲覧数:98

投稿日:2011/10/08 20:16:57

文字数:287文字

カテゴリ:歌詞

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